目次
はじめに
22卒エンジニアとして入社した「いっちゃん」と申します。配属先では主にサーバーサイドのソフトウェア開発に携わることとなる予定です。10ANTZという会社に入社して最初の1か月弱の間、新卒研修がありました。新卒研修では、以下の研修を受けました。
- 入社オリエン研修
- 開発フロー研修
- ハッカソン
- エンジニア研修
本記事ではまず、受けた研修ごとに、内容や学んだことをまとめます。その上で、新卒研修と通して10ANTZという会社について感じたことをまとめます。
入社オリエン研修
入社オリエン研修では、一般的に社会人が知っておくべきこと、10ANTZの社員が知っておくべきことを教わりました。ここで、一般的に社会人が知っておくべきことには、例えば、社会人としての心構えや電話・メールのマナー等が含まれます。また、10ANTZの社員が知っておくべきことには、例えば、10ANTZで使用するツールや社内制度に関すること等が含まれます。
開発フロー研修
開発フロー研修では、10ANTZにおいて、それぞれの職種のメンバーが行う業務の概要について、時にはハンズオンを交えつつ教わりました。具体的には、プランナーの企画や世界観作り等に関すること、デザイナーの全体撮影、UI・UX等に関すること、エンジニエアのUnity、バージョン管理に関すること、分析に関すること、デバッグに関すること、カスタマーサポートに関することについて学びました。
ハッカソン
ハッカソンでは、チームごとに「アーティスト × デジタル × ストーリー ファンとアーティストをつなぐユーザー体験を創出せよ!」というテーマに沿う企画を考え、そのプロトタイプを実装し、全社員の前で発表しました。私のチーム構成は、プランナー3人、デザイナー2人、エンジニア2人でした。
企画
私のチームではアーティストを起用したファッションゲームを企画しました。プランナーの方がアイディアを上手くまとめてくれたおかげで、アドバイザーの先輩による企画方針の承認をスムーズに得ることができたため、プロトタイプ開発にも注力することができました。
プロトタイプ開発
プロトタイプ開発では、ファッションゲームの肝となる着せ替えシーンの実装をもう1人のエンジニアが担当し、それ以外のシーンのUIパーツの配置、キャラクタの会話機能、シーン遷移等を私が担当しました。実装はUnityにより行いました。私はUnity初心者でしたが、GameObjectの親子関係、PrefabやScriptable Objectの使い方など多くのことを学びました。また、デザイナーがUIパーツに割り当てる画像を作成してくれたおかげで、格好良くて一貫性のある見た目となりました。
プロトタイプ開発では、プログラムや画像の共有のためにGitHubを活用しました。特にデザイナーが作成してくれた画像を共有するために、デザイナーにもGitHubを使ってもらうようにお願いしました。そのために、GitHubのWeb UIから画像をアップロードする手順を伝えました。この工夫により、デザイナーとの連携をスムーズに行うことができたと思っています。
発表
発表では、プランナーが中心となってアーティストを起用したファッションゲームのコンセプトをスライドにまとめてくれたおかげで、企画について説得力を持って伝えることができたと思います。他にも発表では、開発したプロトタイプのデモンストレーション、開発・デザイン面で工夫・注力した点についても示しました。
発表後にいただいたアドバイスでは、アニメーションをもっと使った方がリッチになるという趣旨の開発面に対するアドバイスもいただきました。
エンジニア研修
エンジニア研修では、ソフトウェア開発に関することを、配属先の業務に直接関係あるかどうかに関わらずとても幅広く教わりました。私の配属先ではPHPによるサーバーサイドのソフトウェア開発が主な業務となりますが、研修ではクライアントサイドのエンジニアと一緒に、PHP、データベース、AWS等に加えてGo言語、Unity、AIについての研修も受けました。
新卒研修を通して10ANTZという会社について感じたこと
新卒研修を通して10ANTZという会社について特に感じたことは、チームワークを重んじているということです。このように感じたのは、新卒研修における以下の体験がきっかけとなっています。
- 開発フロー研修で他の職種のメンバーの業務を教えていただいたこと
- ハッカソンで、プランナー及びデザイナーと協力して企画とプロトタイプ開発を進めたこと
- エンジニア研修でサーバーサイドに限らない幅広い内容を教えていただいたこと
これらの体験により、他の職種のメンバーへの理解を深めることができました。また、チームで協力しながら、ものづくりを進めていくことが楽しみになりました!
今後、チームメンバーから「あの人に頼めばどんなものでも形にしてくれる!」と信頼されるようなエンジニアを目指したいと思います!